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失敗しないための実務

図面だけでは分からない
リノベーション前の現況調査と建物診断
リノベーションの計画では、間取りや仕上材、設備機器の検討に目が向きがちです。
しかし、計画を始める前に確認しなければならないことがあります。
それは、
現在の建物が、どのような状態にあるのか
ということです。
柱や梁はどこにあるのか床や壁に傾きはないか雨漏りや結露の跡はないか配管や配線はどのように通っているのか過去にどのような工事が行われたのか図面と実際の建物は一致しているのか
既存建物には、新築にはない不確定な部分があります。
古いから問題があるとは限りません。
反対に、築年数が浅く、見た目がきれいでも、壁の内部や床下に問題が隠れていることがあります。
リノベーション前の現況調査は、建物の欠点を探すためだけに行うものではありません。
残せる部分を見つけ、直すべき部分を整理し、無理のない設計と工事範囲を決めるために行います。
完成予想図を描く前に、まず既存建物を読む。
それが、リノベーションの出発点です。

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